黒木麻衣

「新たな発見があり、よい刺激になりました」

黒木麻衣(松陽高校美術科2年) 私が今回の写真展のボランティアスタッフとして
活動するきっかけとなったのは、
写真展の始まる前に行われたセミナーへの参加でした。

そこでは、作家さんたちの作品を見られたり、
今までの創作活動を説明してもらえたり、
とても貴重な体験ができたのです。
プロジェクターに映し出される素敵な写真に深く感動しながら、
私は「もっと、この写真展に関わってみたい」と強く思いました。

ボランティアスタッフとしての仕事は、そんなに難しいものではなく、
大好きな写真をずっと見ていられたので、とても楽しかったです。
とくに、作品に傷やホコリが付いていないかチェックするときは、
普通に鑑賞者として作品を見るより、ずっと近くで、
かつ、長い間写真を見られたので嬉しかったです。

それに、遠くからでは気づかなかった新たな発見もありました。
いつもとは違う観点から作品を見て、すごく新鮮でした。
いつもはお客さんとして来る展覧会を、スタッフとして関わることで、
より一層楽しむことができたと思います。
また、鑑賞しているお客さま一人一人の表情を見ていたら、
写真と同じくらい面白かったです。

この写真展に関わったことは、私自身にすごく良い刺激になりました。
プロの作家さんたちの価値観や考え方に触れ、
スタッフさんたちの仕事ぶりなどを間近で見ることができ、
とても充実した約2週間でした。
美術は人と人との関わり合いで成り立っていることを実感しました。
これからも美術を通じてたくさんの人と繋がっていきたいと思います。
参加してホントによかった!
  | | | |