徳永裕樹

「アートを通じて人と人との繋がりができるんだ」

徳永裕樹(鹿児島市在住) アーティストは哲学者である。
そう思ったのが4月5日にあった作家、キュレーターを交えた
写真展の前に開催されたセミナーの感想だ。
彼らは常に何かを考えているみたいだ。

セミナーでも、彼らは自分の撮った写真を通じて、
"私はこう思っている 私はこう考えた"と発言する。
写真とは彼らにとって発言するツールなのかもしれない。

もちろん私には、あまりにも無知で未熟者なので
彼らの考えをカンペキに理解することは難しかったが、
やはり、アーティストは哲学者で、
アートは国、人種にとらわれない"発言"を
可能にするものだと感じた。

さて、4月8日開催初日、美術館に展示された作品を
作家が自ら解説するアーティストトークに参加した。
訪れた人たちも熱心に聴き入っていた。
作家に質問タイムがあり、テツガクテキな事から
"歳はいくつか"まで幅広い質問が飛び交っていた。

ここでも作家もみな写真を前に発言しあってる。
こんなにも人それぞれ発言があるのかと、
私も夢中になって聞き入っていた。

私も写真とは関係ない
"好きなミュージシャンは?"などと質問してしまったら、
なんと私と好きなミュージシャンが一緒で、一気に話が盛り上がり、
身振り手振りを交え、イントロを口ずさんでみたり、
個人的には1番楽しんでしまったかも知れない。
(音楽も国境、世代も超えてスバラシイ!)

展覧会期中もボランティアで参加して、
ものすごく充実した日々を送ることができた。
そしてなにより、アートを通じて人と人との
繋がりができるんだと思った。

どうもありがとうございます。
参加してホントによかった!
  | | | |  
  

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.npo-panda.jp/cp-bin/mt5/mt-tb.cgi/5