思いの昇華

鹿児島市の文化薫る地域の魅力づくりプラン策定委員として委嘱を受けた。

その重点事業(案)は、芸術活動の支援や地元作家等の展覧会の開催、市民が様々な創作活動を楽しめるプログラムの作成など、まさにPandAとして設立当初から7年あまり奮闘を続けてきた事業ばかり。

うれしい。本当にうれしい。

人ひとりを支援するということは、とても大変なことと実践してよくわかっているし、鑑賞者側の全体的な意識を上げていくことは長い時間がかかる地道なことで、どう頑張っても立ち行かない事業。

だから、十分なことができていないことに、いつも、ずっと、やるせない気持ちを持ち続けてきた。

それらを市の施策として取り組んでいただけるようになることは、やっときちんとした基盤ができていくかもしれないと、これまでの不完全燃焼の思いが昇華していくよう。

そういえば、2006年に初めて「触れる作品展」を開催した時に、当時の共生協働推進課の方に「この事業はぜひ行政にやっていただきたいです。」とお話ししたことを思い出した。

6年越しの思いは、やっと実るかもしれない。