町屋に魅せられて

八女市に着いたのはもう暗くなり始めた頃。

先々週も来ました。

町屋が数多く残る町並みにすっかり魅せられて

また馳せ参じた次第です。

でも、今回はこれも見たかったひとつ。

人形芝居小屋です。

3層2階建の釘や鎹を1本も使用しない屋台が期間中だけ組み立てられ、

囃子にあわせてからくり人形芝居が上演されます。

250年以上も受け継がれる八女市福島八幡宮への奉納行事で、

国指定重要無形民俗文化財だそうです。

昔から伝わるカラクリにもとても興味があるけれど、

お寺を中心とした古い文化がそのまま変わらずに

にぎやかに、大切に、育まれ続けているところが

とても好きなのです。

芸風も昔のままだけど全然古臭くなくて、逆に何かとても新鮮です。

子供から大人まで、滑稽な場面では一緒に笑って、

熱心に見てるところも、また素晴らしい。

こういった文化を大事にする感性を、日常の中で自然に会得するんだろうな、

と思わざるを得ないですね。

翌朝、改めて八幡宮へ。

気持ちがいいです。

近所に古いお寺とかあって、こうしていつでも来れるのが私の理想。

鹿児島のお寺って、新しいのでなんとなく違う。

右奥が昨日の芝居小屋。

今日も午後から5回ほど公演があるとか。

ここは、前回も来た cafe スコシ 。

町全体も祭りでにぎわっているけど、

こうしてどのお店の中も人がいっぱい。

でも、みんななんだかゆっくりのんびりできている。

こんな町屋を利用したギャラリーもいっぱい。

若い人たちが楽しそうに何かやっている。

少しだけご紹介。

古くから伝わるもの、ずっといつもの生活の中にあるものを大事にしながら

新しい感覚と自分たちなりの思いを足して楽しむことで、

また次の世代にしっかりと引き継がれていくことになるんだろうなと感じる。

「あかりとちゃっぽんぽん」

っていつから祭りのことをこう呼んでいるんだろう。

やっぱり町屋を利用した洒落たBARで

ワインを飲みながら思うことでした。