繭からの糸引き体験と繭玉動物作り in garden

ぱんだです

きれいでしょ。シルクの玉、繭玉です。

糸を引くことができない繭玉をこうして染料で染めて

繭玉の動物や人形を作っているのは、

いぶすき紬の上原さん。

広告が出た途端に問い合わせがいっぱい来た

人気のワークショップが8/29におこなれました。

切れ目は、蚕を取り出す時に切った跡。

「座繰り」といって座って糸を引く機械も登場。

糸引き体験も誰でも無料で楽しめました。

繭からの糸の出具合をちゃんと見ながら

回せるようになっています。スゴイ!

ひとつとして同じ形のない繭玉。

みなさん、色と形を丹念に選びながら

いろんな動物に仕上げていきます。

繭玉の優しい独特のカーブを活かして作るのコツ。

先生にその活かし方のセンスを教わりながら

細かい作業が続きます。

でも、みんな夢中。

繭の手触りにも癒されるそうです。

左が先生、右が参加してくれた子供たちの作品。

タヌキのはずがトトロに・・・じゃなくて、

トトロも作れるなぁって自分で思ったんだとか。

なんだかとても愛らしい作品ができてますね!

5年前に鹿児島からは完全に消えてしまった養蚕業。

その復活に日々尽力している上原さんの取り組みに

こういった活動を通して少しでも理解者や協力者が

増えることを願ってのワークショップとなりました。