明後日朝顔プロジェクト2010鹿児島in松陽高校

megです。

七夕ですね。お願い事はしましたか?

今年2年目の松陽高校では「明後日朝顔2010鹿児島 松陽高校チーム」スタートとして

「水入れ式」が行われました。

日比野克彦氏のプロジェクト概念を踏まえて、松陽高校チーム監督の

M先生とメンバーの生徒さんたちでオリジナルのコンセプトを考えたそうです。

未来のアーティストならでは!

こちらは「莇平の種」

チーフ、サブ、世話スタッフ、記録スタッフ、2年スタッフ、1年スタッフと

メンバーは、それぞれ役割を決めてプロジェクトを進めます。

こちらは「鹿児島の種」

「水入れ式」ですが、種に命を吹き込む発芽の儀式として

考えたそうです。

水が重要な鍵。集めた土地の記憶(どこで採取したかとか)や

採取した人の記憶も含めて「水の記憶」が残るものとして朝露を集めることにしたそうです

器も生徒さんの手作りですよ。

朝露は自宅の周りで集めたそうです。早起きしてペットボトルに採取。

ボトルには採取した場所が書いてあります。

ペットボトルを手に集まってきた生徒さんを見て感動しちゃいました。

こちらは「2009種子島(SP)」種の授与の様子。

「2009種子島(SP)」種とは、宇宙を旅した種のことです。

去年、種子島で皆既日食を体験した明後日朝顔から

採取した種が宇宙に行ったのでこういう名前がつきました。

いよいよ、「明後日朝顔2010鹿児島 松陽高校チーム」のスタートです。

7月7日7時77分77秒(8時18分17秒)に「水入れ式」が始まりました。

器には、種子島(SP)、莇平、鹿児島の種がそれぞれ分けて入れてあり

朝露を順に移していきます。

9日には「苗植え式」があり、間違えないよう色違いのポットを用意

しているそうです。

「苗植え式」では「水入れ式」の 逆で、

鹿児島→莇平→種子島(SP)の順に植えていくんだとか。

育て方にも試みあり!

前向きな言葉をかける苗と後ろ向きな言葉をかける苗の成育状態を

観察するようです。後ろ向きって・・・(笑)

校舎の脇に去年の明後日朝顔が咲いていました。

普通は、種は全部収穫するのですが、ひっそりとプランターに眠っていたようです。

先生は「残された種」として生徒と共に見守りたいと話されてました。

生徒さん達の記憶を乗せて朝顔は成長していきます。

学生時代の忘れられない記憶になって欲しいなぁ。