P≠SHOP10周年企画#5 平川渚作品集(仮)制作出版

2019年7月から制作を始めた平川渚作品集(仮)も、いよいよ大詰めです。

P≠SHOP10周年企画の第5弾として始まった平川渚作品集(仮)制作は、2020年3月20日からの蔵出し展ファイナルにて先行販売することを目標に約9カ月のプロジェクトとなっています。

平川さんとライターさん、そして、マネジメント全般を担当するPandAのHで、まずは、作品集に収める5作品のテキスト作りから着手しました。

そもそもこの作品集(仮)は、作品集というより、(以下作家の言葉から)

**

作品を作ったことが何かに作用して、あるいはその何かから無意識のうちにメッセージを受けとって作ったことの顕れのような気がしていまして、それは、作者の私しか知らないことなのですが、作品の存在意義みたいなことを感じたので、書き記しておきたいと思いました。
インスタレーション作品は、それ自体でもちろん完結しており、場と作品とそれを見てくれた人とで成立しているので、作品を補完するもの、あるいは一部というと少し齟齬があり、作品を作ったことによって生まれた物語が主体の本、というイメージです。

**

ですので、テキストが肝なのです。9カ月の間の約8カ月は、テキストの執筆と校正に時間をかけてきました。

現在は、デザイナーさんと装丁やデザイン打合せなど、本全体としての世界観作りに取り組んでいるところで、まさに大詰めです。

製本も平川さん自身による手作りの平川渚作品集(仮)をどうぞお楽しみに!