アートマネジメント入門編 歴史に学び未来を創るデザイン編

アートマネジメント入門編、第3回目 村山淳さんによる「デザインの基本について学ぶ」が終了しました。
企画チラシの作り方他、デザイン全般について学びたい受講生が多い中、今回もまた濃密な内容で講義をしていただきました。

また、講座の時間内に、架空の企画書を基に、実際に個々チラシを制作、そしてプレゼンという課題もこなすため、受講生のこれまで以上に真剣な眼差しが印象的でした。

 

村山さんには、PandAとしても約1年にわたってお仕事をさせていただいたことがあり、講義当初のデザインの歴史をふりかえる年表や事例紹介の際にその事もご紹介いただいたのはとてもうれしかったです。その頃と全く変わらず、デザインがその歴史の変遷の中で蓄積したあるべき姿や役割を、本当に短い時間の中で精一杯受講生に伝えようとしている様子に、この講座は貴重だなぁと改めて思うことでした。

受講生さながらに、講座後に「デザインの3層構造」をもう少し詳しく教えてください、と質問などもしてみたり。

 

実際の仕事でデザインいただいたモノやコトは、月日が経つほどに重みを増し、デザインの役割や村山さんが伝えようとしていた事の大切さが、さまざまなシーンで深く心に染みてきます。

ぜひ受講生のみなさんにも、それぞれのフィールドで今後手掛ける企画や仕事の中で、この実感を味わう時が来てくれたらなぁと思っています。