バンザイ、お祭り!万歳、かわなべ!

第一回目となった今回の「モノ作りたちによる収穫祭」。
目標(500)も、予想(300)も、はるかに超える人出(822)で大盛況のうちに幕を閉じました。
最高のお天気と、サイコーの仲間たちに恵まれ、準備の段階から理想的な形で進んだ今回のお祭り。楽しかった、元気になったという地元の方々の喜びの声がずっと聞こえていました。
いいスタートとなり、今後に続くきちんとしたネットワークが再構築されたのではないでしょうか。
収穫祭は見事に復活しましたね、みなさん♪
ご参加、ご協力、ご支援いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

「祭り」は、前日の準備も、出店予定の方々を中心にたくさんの協力者でスムーズにできました。「手作り」がテーマなので、駐車場の案内板からサイン、誘導用看板、会場図などたくさん作ったのですが、今回、何もかも初めてという方がほとんどでしたので、学校の衝立を利用したにわか案内板やパネルの水張りなど、私たちに言われるがままに作られつつも、そこはさすがご自宅で制作しているみなさん、だんだんおもしろくなったみたいで、帰る頃は「いい経験でした。おもしろかったです!」と言ってくださいました。お祭りに限らず、イベントはこうして多くの方に準備から関わってもらい気分を盛り上げていくことが大事だと思いますね。今後に繋がる大事なメンバーと成り得る人たちですしね。。

今回、イベントも出店も初めての方々が多い中で、予想以上にスムーズで盛況だった理由のひとつとして、行政や地元団体とのタイアップがあります。
もちろん、川辺焼の復活事業から後継者育成も含め、川辺町が企画し、組合のバックアップも継続している中では行政が関わるのは当然なのかもしれませんが、NPOがこのような事業を行う祭に最も苦労する「絶対的な費用」がかかる部分をフォローしていただけたので、その段取りに余計な時間と労力を使うことなく、NPOが本来強みとするネットワークの活用やマンパワーの確保、当法人が強みとする企画等に専念できたわけです。

イベントも出店も初めての方々が多く、しかも野外の場合は、ブース設営用のテントや机・椅子などすべて準備しないと大抵はうまくいきません。しかし、そのあたりはすべてレンタル料がかかるものばかり。それを今回は川辺町がすべて手配してくださったわけです。
ほかにも、町全体への会報を使った広報や当日の誘導等の人員の配置までご協力いただきました。

アートサブブースの参加者の選定から声かけまで、川辺焼陶業組合のお仕事でした。やはり、地元の窯元として地域でモノ作りをしている方々の情報には強く、地元を中心に近隣地域も含め多くの方々に参加の呼びかけが伝わったようです。

そして、当法人が力を入れたのが、同じ川辺町内の他施設とのタイアップやネットワークでの協力依頼です。川辺森林馬事公苑や岩屋公園、グリーンツーリズム団体、音楽グループへの出演依頼まで含め、多くの地元団体に関わっていただいたり、他NPOや企業への働きかけによって、企画内容から雰囲気作り、音響にいたるまで、お金をかけずに「祭り」としての設えを整えていきました。

こうして、それぞれが得意とするところを分担して作り上げたことで、やる側も十分に楽しめる、まさに理想的なイベントになったのだろうと思います。
そういう意味でも今回も大変いい経験になりました。
行政との共同や協働を考える際に、資金的なものに偏らず、さまざまな支援の形や方法があることを提案していけたら、もっとおもしろく、お互い無理無駄なく、いいものができるんじゃないかなぁとうれしい疲れとともに帰り道思うことでした。

「モノ作りたちによる収穫祭2007 in かわなべ森の学校」に関わってくださったすべてのみなさま、ごくろうさまでした。そして、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。

お祭りの詳しい様子はコチラまで。