ますます豊かに!かわなべ森の学校

PandAが、かわなべ森の学校の管理をするようになって3年になります。
早いものですね。

管理を始めた2006年頃は、それまでの森の学校を取り巻く問題で、地域はなんとなく元気がなくて、そもそも管理者自体を公募せざるを得ないほどの状況だったわけです。

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誰もが口を閉ざすその問題というのがよくわからないまま、とにかく、PandAとは何なのか、PandAを信用してもらわなくちゃ!と、地域のみなさんとの交流会を設けたり、学校の草刈りなどに積極的に参加する日々を1年半ほど続けました。

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やがて、少しずつ仲良くなり、地域のおじいちゃん、おばあちゃんにも、PandAという名前を覚えてもらった頃からいろいろな活動を始めました。

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草刈りの時に地域の奥さんたちから聞いた「収穫祭をまた復活させて欲しいわ」の言葉とおりに、2007年には「モノ作りたちによる収穫祭」という一風変わったアート色豊かな収穫祭を地域と連動して復活でき、また、著名なアーティストを招くなど、大小様々なイベントも行ってきました。

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そして、昨年11月の「触れるArtsProject2008~かわなべ森の芸術祭~」では、野外オペラの大道具製作から、会場準備、

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200食を超える賄い食の手配、運営、片づけ等にいたるまで、地域のたくさんの方々に協力をいただき、共同作業で大成功での幕となりました。

私は思いました。
この3年で、地域は本当に元気になったなぁー。
年間、3,000人以上の人が利用する中で、かわなべ森の学校は本当に元気になったなぁー。
今なら、きっと大丈夫!
地域の人たちの手で、かわなべ森の学校はもっと元気になれるはず!

かわなべ森の学校にひとめぼれして、町に企画書を出して一年半かけて管理者になったけれど、結局は、川辺に住むまではできなかった私。通いで管理をしている違和感は、地域以上に私が感じていたこと。

私は動きました。そして、時間はかかりましたが、理想的な結果となりました。
この4月からは、南九州市グリーンツーリズム協議会が管理者となることが正式に決定したのです。
昨年8月にできたこの協議会は、南九州市の呼びかけで、かわなべ森の学校を拠点に活動する川辺の既存団体を中心に、知覧町、頴娃町の個人や団体で構成され、PandAもメンバー。
地域の自然を活かした体験や農業体験、食の提供などグリーンツーリズムで、修学旅行生の受入れや民泊を行い、地域産業にしていこうという団体です。

4月からは、この大きな基盤に支えられ、層の厚いサービスと、更に豊かな活動が広がる「かわなべ森の学校」となります。
PandAも、本来の活動である「アートによる地域づくり」「アートでつなぐ人と人、人と地域」で、更に盛り上げていきます。

これから、かわなべ森の学校は、ますますおもしろい場所になっていきます。
今まで利用したことがある人も、まだ行ってみたことがない人も、ぜひかわなべ森の学校に遊びに来て下さいね。
地域の人たちと共にお待ちしています!

※詳しい内容は、4月からPandAホームページでお知らせします。