People and Arts~人々と芸術~博覧会vol.1展覧会 大原雅代、濵田和彦展

●活動の記録
People and Arts~人々と芸術~博覧会Vol.1
「すべての人に芸術を」をモットーに「People and Arts~人々と芸術~博覧会」として――障害のある人々やボランティア芸術活動団対等による演奏、作品の展示等――を行っています。

第 1 回博覧会は
大原雅代さんの「油絵、さおり織り」と濵田和彦さんの「水彩、パステル画」の展覧会と、大原雅代さんとMAMIさんによるコンサートを、 鹿児島市 喜入前之浜町のニコニコタウンで行いました。

   展覧会
期間:2005年10月1日 ( 土 ) ~31日 ( 月 )
場所:喜入の里、サンファミリーきいれ
出品者:大原雅代
濵田和彦
コンサート
期間:2005年10月2日 ( 日 )  14:00~
場所:サンファミリーきいれ
出演者:大原雅代
MAMI
大原雅代
鹿児島市 出身。1977年3月生まれ。武岡台養護学校高等部卒。
音楽が大好きで、幼い頃からリトミック、エレクトーンを始め、23歳からピアノを始めたが、ピアノの音が大好きとか。19歳の時、突然、絵を描きたいと自分流の油絵を始め、やがて夢中になる。
この他にも、さおり織りや紙すき、わらべうた、手話など多彩な趣味を持っています。
1996年~2003年連続して南日本女流美術展入選。
1999年「夢いろものがたり大原雅代作品集」を発刊。
鹿児島を中心に全国で個展を開催。
濵田和彦
病気の後遺症で「一生歩けない」と宣告されただけでなく、像をひとつに結ぶことができない視覚障害が残り、挫折を味わっている時に、時間をかけて描けるパステル画に出会った。
1956年  鹿児島県市来町 出身。
1978年 大阪芸術大学卒業、大阪でグラフィックデザイナーとして広告業に従事。
2001年 脳幹出血で倒れる。
2002年 職業訓練施設に入所。絵と出会う。
2004年 アトリエ「はま工房」開設。初の個展を開催。
サンファミリーきいれ ニコニコタウンきいれ国道226号線沿いの鹿児島市喜入前之浜町に、サンファミリーきいれ(ケアハウス)、喜入の里(介護老人福祉施設)、サンシャインきいれ(介護老人保健施設)、新田クリニックの4つの施設を同じエリアに構える医療保険福祉のトータルサービスグループです。地域医療、福祉の充実に積極的であるだけでなく、地域交流や健康の維持と福祉に音楽や装飾作品を熱心に取り入れておられます。

 

喜入の里
news 10月5日付の南日本新聞朝刊に大原さんと濵田さんお二人の展覧会の開催と、10月2日に開かれたコンサートの模様が掲載されました。
「芸術は大ホールや美術館だけのものでなく、日常の中で楽しむもの。施設の協力もあり、ひたむきに頑張る姿を紹介できた。今後も高齢者やプロアマの壁を越えた、いろんな人が作品や音楽を発信し交流する場を広げる活動がしたい」というPandAの取り組みも紹介されました。

※※※