アートマネジメント入門編 企画の目標・目的は何なのか!?

第5回でそれぞれのチームが作った企画案を、先週10/7、特別講演に登壇後の会田大也さんにアドバイスいただく機会をもらった受講生のみなさん。

その後に企画がどのように変化しているのか楽しみでもあったり、それぞれの立場で悲喜こもごもの第6回「イベント企画を練る」の講座が始まりました。

いつもより長めのチームビルディングで、これから議論をより活発にして企画をまとめていくリーダーと一緒に支えるメンバーの役割とあり方を再認識したのも束の間、ガシガシと企画を詰めるグループワークへと突入。3段階に分かれたグループワークでは、バックキャスティング※で目標や目的がブレないよう自己評価できるような学びもありました。

面白い視点や企画材料がありながら、それを展開させる方法や手段でその輝きを失いかけているチームには、講師陣がガッツリ入り時間内補講も。

最後は、それぞれのチーム全員が前へ出てこの時間に精一杯練られた一応の最終企画を発表。課長をはじめ県の担当課も思わず立って見守る中、リーダーを中心にそれぞれのチームらしさが出る発表が続きました。

今回で最終企画として仕上げないと次の講座「チラシをデザインする」に影響するため、運営側の協議もあちこちで並行して行なわれるピリピリと緊張感が漂う実践編。

講座後のアンケートでは、実践編に入り俄然面白くなった、と書いている人もあれば、全体的に難易度が高いと感じていたりと、それぞれに大いに手応えを感じている様子で、運営側としては、丁寧にフォローしながら、より良いものを一緒に作り上げていけたらと思うことでした。

 

※バックキャスティング:その時(1ヶ月、2ヶ月、発表時など)にどういう状態であるべきかを見据え、今、何をすべきか考えること。